募集案件

株式会社花巻マツダ（以下、花巻マツダ）は岩手県花巻市に整備工場を構える自動車販売や整備、板金、レンタカー事業など車に関する様々なサービスを提供しているまちの車屋さんです。

 

今回花巻マツダでは、現在行っている事業のWEBマーケティングや新たな取り組みに向けたブランディング・プロモーション、サービス企画に携わる副業人材を募集します。

どんな人材が求められているのか。花巻マツダ代表取締役の晴山 正基さんにお話をお聞きしました。

 

 

創業60年以上の歴史を持つ、花巻マツダは代々、晴山さんの家族が経営してきた会社。晴山さんは2011年から3代目として代表を務めています。

 

「地元の高校を卒業した後は、一度広島にある自動車製造工場に勤めていました。その後、戻ってきたのが21歳の頃。整備の経験を積んで、資格を取得し、整備士として働き始めました」

 

「物心ついた時から車屋が身近な環境で育ってきたので、車を扱う仕事をするのに違和感はありませんでした。整備工場にもよく遊びに来ていたので、車をいじっている大人を見て育ってきたんですよね。なので、自然と仕事もそうなったという感じです」

 

 

仕事としてだけでなく、「純粋に車が好き」だという晴山さん。特に製造から数十年以上経つ旧車が好きで、車の整備やドライブは趣味でもあるといいます。

 

「フォルクスワーゲンのビートル・タイプIやBMWの2002シリーズ、トヨタのランドクルーザーとかを自分でいじって乗ったりしてきました。最近の車は『快適に移動する』ための存在になっているように感じるんですが、昔はもっと移動手段としてだけではない、楽しみがあった。そういう趣味や嗜好性の強い車が好きでした」

 

「今もその気持ちは変わっていません。なので、仕事をする時はお客さまに車を乗り換えるだけでなく、すでに乗っている車を大切に長く乗ることを提案する時もあります。もちろん自分の価値観だけで動かないようにしていますが、販売だけをしているのではなく、車に関する様々なサービスをしている私たちだからこそ、お客さまに提案できることがあると思っています」

 

花巻マツダが行っているのは、新車・中古車販売、車の整備、板金、自動車保険販売、レンタカー事業など車全般に関わること。花巻市内のお客さまが多く、まちの車屋さんとして事業を続けています。

 

その中でも、レンタカー事業は昨年始めたばかりの新事業。「すでに今あるリソースを活用しながら、新たなビジネスを」と始まった取り組みです。

 

「車の整備や板金は事故の多い冬が特に忙しくなります。一方で暖かい時期は閑散期になるのですが、その閑散期に向けた事業として始めたのがレンタカー事業です。整備などをする際に代車として貸し出している車を有効活用して、出張や観光で花巻に来る人をターゲットにレンタカーを始めました」

 

「私の会社における使命は『会社を続けること』だと思っています。そのために、時代の変化に対応していくことが大切です。現状維持を続けるのではなく、自分たちから積極的に事業をつくって、仕掛けていく必要があると思っています」

 

 

レンタカー事業に続いて、晴山さんが新たに取り組み始めようと考えているのが、会社名の変更に伴う新たなブランディング・プロモーションと整備士のマッチングプラットフォームの企画。

 

それぞれどんなことを行うのでしょうか？「まず新たな会社のブランディング・プロモーションとしては、社名を変更して、新たにロゴを制作する予定で、同時に店舗の改装も進めています。今の社名は創業当初にマツダの車を扱っていた名残りをとどめているんですが、今はマツダに限らず様々なメーカーの車を扱っているので、ずっと変えないといけないなと思っていたんです。社名やロゴは変わりますが、サービス内容は変わらないので、お客さまに違和感を生まないような移行ができたらと思っています」

 

 

「整備士のマッチングプラットフォームは以前からつくれたらいいなと思っていたことです。整備士はきつい仕事というイメージがついていて、今は業界的な担い手不足が問題になっています。そこで、整備士の仕事のやりがいを生むこととお客さまにも整備士個人個人のことを知ってほしいという想いから、整備士を指名して車を整備するプラットフォームがつくれないかと考えています」

 

晴山さんがイメージしているのは、WEB上で美容師を指名予約するサービスに近いもの。利用者は自分の車を安心して預けられる整備士を指名することができ、整備士は指名されることで、仕事のやりがいをより強く感じることができる。業界の課題を解決する新たなサービス開発を検討しています。

 

 

今回花巻マツダが募集するのは、昨年から始めたレンタカー事業のWEBマーケティング、そしてこれから行う社名の変更に伴うブランディング・プロモーション、整備士のマッチングプラットフォームの企画に関わる人材。

 

それぞれ失敗を恐れず、新たなことに挑戦できる人が求められています。

 

「もちろん専門的なスキルが必要な仕事だと思うので、それぞれの分野に長けている人にきてもらえるといいですね。一方で、全然スキルはなくてもがむしゃらにいろんなことに挑戦できる人にもきてほしいなと思っています」

 

「大事なのはスキルよりも、一緒に考えて事業を動かしていけるかどうか。お互いにコミュニケーションを取りながら、手探りで新しいことに挑戦できると面白そうですよね」

 

新たに取り組む事業は花巻マツダにとって初めての挑戦になるからこそ、「積極的に動ける人に来てほしい」と晴山さん。もちろん副業として関わるので、時間的な制限などがあるかもしれませんが、可能な範囲で様々なアイデアを提案しながら、主体性を持って仕事をすることができそうです。

 

 

「私たちは会社の経営ビジョンの一部に”お客様と我々が共にワクワクする様な、快適な『CAR＆LIFESTYLE』に新たな価値を創造する企業を目指します”と掲げています。会社の従業員とその家族、お客さまが車や車の未来に価値を感じて、ワクワクできるような仕事をしていきたいと思っているんです。なので、副業をする人にも、一緒にワクワクした気持ちを持って関わってもらえるといいですね」

 

新しい車も、今ある車も大切に扱うこと。これからの車の未来を想像すること。

 

そして、車を含めた暮らし全体を意識して、新たな価値を提供する。

 

地域に根づいた仕事を続けながら、新たな挑戦をする花巻マツダでの副業にワクワクを感じた人はぜひ応募してみてください。